【MAC修理】古いMACBOOKを再インストールする時の注意点

この記事で分かる事

MacOSを再インストールする方法とMacOSを再インストールする過程と注意点を確認する事が出来ます。

特に、古い機種に絞って記事を書いております。

今回の修理する機種

MACBOOK Late 2008アルミニウムモデル

修理するPCの仕様

かなり古いPCですが、普通に使えてます。今回、フォルダに?マークが出てOSが起動しない状態になったMacbookを修理します。

PCの状態

HDDの故障はない事は確認できましたので、一度パーティションを消してMacOSを再インストールします。

注意!

MacOS10.5以前のMacOSが搭載されているPCは10.10以降のアップデートに対応しておりませんので、通常の方法ではアップデートできません。この機種に関しては、下記の目次3.MacBookの再インストールで詳しく説明します。

MacOSの再インストール方法

Mac がインターネットに接続されていることを確認します。Mac の電源を入れてすぐに「command (⌘) + R」キーを長押しし、Apple ロゴやその他の画像が表示されるまで押し続けます。

support.apple.com

上記の方法で、インターネット経由での再インスト―ルができます。

command + R

現在インストールされているMacOSで再インストールできます

現在お使いのバージョンで再インストールする事が可能なので、通常はこの方法で行ないます。アップデートした際に使用したAppleIDが必要になる場合があります

option +command + R

再インストールするPCの初期搭載バージョンで再インストールする事ができます。

訳があって当初搭載されていたバージョンでの再インストールが必要な場合はこの方法で行ないます。

MAC再インストールの注意点

MacOS10.6以前

2010年以前のモデル(MacOS 10.6 以前)は、全て再インストールするためにディスクが付属しているので、インターネット経由での再インストールはできません。

MacOSを再インストールするためにディスクが付属していますので、それを使って初期状態に戻せます。

上記モデルも例外としてMacOS10.7以降にアップデートしていた場合は、インターネット経由での再インストールが可能です。

注意

10.6以前のモデルでは、アップデートしたMacOSでのみインターネット経由の再インストールが可能なので、アップデートした際に使用したAppleIDが必ず必要となります。

再インストール時にAppleIDを入力する画面

アップデートした際に使用したAppleIDでは無いIDを入れた場合は、インストールできません。

違うAppleIDを入れた場合

このアイテムは現在一時的にご利用になれません。しばらくしてからもう一度お試しください。

と出てきて再インストールがすすみません。もちろんしばらくしてからもう一度試しても、AppleIDが違うと結果は同じです。

MacOS10.7以降

MacOS10.7以降が搭載されたモデルも、再インストール方法によってはAppleIDが必要になる場合があります。

command + Rで再インストールする際は、現在のバージョンへアップデートした時に使用したAppleIDが必要となります。

もし、AppleIDが不明な場合は、 option +command + R での再インストールを行うと、入力を求められません。

注意!

他のユーザーが使用していたMacであった場合は、前のユーザーのAppleIDがAPPStore やiTunesへ紐付けされている場合があります。

その場合は、再インストールが完了した段階でAppleIDを求められますので、それが分からない場合は初期設定が出来ません。

前のユーザーへAppleIDを聞くしか方法はありませんので、注意が必要です。

MacBookの再インストール

このPCは何故10.10に更新が出来るのか

修理するMacBookは現在MacOS10.10になっている為、このまま command + R で再インストールをすれば元通りになります(AppleID必要)。

今回はその方法で再インストールを行ないますが、それが出来ない方向けの方法として、下記の方法があります。

MacOS10.5以前の機種は10.10以降のアップデートには対応してません。

システム条件の中に、OS X v10.6.8以降とありますので、インストール時にエラーが出てインストールする事が出来ません。

ただ、別途MacOS10.6を購入してインストールすることにより、システム条件をクリアさせることができます。

MacOS10.6 SnowLeopard のディスク

8~9年位前にAmazonで3,000円くらいで購入した記憶がありますが、現在は中古での販売はありましたが新品の販売はありませんでした。

某フリマアプリでは中古のディスクが2,000円ほどで取引されています。

再インストール手順

OS X ユーティリティの起動

command + Rを押してユーティリティを起動する

ディスクユーティリティで現在の中身をクリーンにする
OS X ユーティリティーの画面

ディスクユーティリティを選択して、パーティションの中身を削除します。

パーティション消去の画面

左側の列よりHDDやSSDのパーティションを選択してからの消去をクリック。選択したら右下の消去…をクリックしてパーティションを削除します。

フォーマットの形式に関しては、新しいバージョンのOSを使用するならばAPFSでフォーマットをすることをお薦めします。

ただし、10.13以降しか選ぶことはできません。

MacOSをインストールする
MacOSインストール

先ほどの画面に戻り、今度はOS Xを再インストールを選択する。

MacOS再インストール

色々出てきますが、続けるを押す。

HDD選択画面

容量が多いHDDの部分を選択してインストールを押す。

AppleIDの入力
AppleIDの入力画面
注意

AppleIDはアップデートに使用したIDを入力します。それ以外のAppleIDを入力してもインストールできません。

あとは待つだけ

インストールが終わるまで待ちます。

以上で再インストールの一連の流れが終了です。

まとめ

もし、古いMacOSが搭載された機種を買ったり、修理しようとするならば、

  • できればMacOS10.7(2011以降)以降が搭載されたモデルが良い
  • MacOS10.6以前であればインストールディスク必要
  • AppleIDの紐付けが解除されているか

上記は最低確認ラインとなります。

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